About Ocean Magic

ごあいさつ

ツアーボート「オーシャン・マジック」代表の高橋です。
私は、1997年3月に東京・練馬から父島に移り住みました。
以来、ホエールウォッチング・ドルフィンウォッチング・ドルフィンスイム・南島観光の最前線で船長として経験を積んできました。
このたび一念発起し、勤めていたツアー会社を退職し、2019年2月、開業いたします。

小笠原の海

私は父島列島にはとどまらず、北は聟島列島、南は母島列島まで許された航行区域は走りつくしました。
特に聟島列島とマッコウ海域では圧倒的な経験があります。

聟島列島の聟島(通称:ケータ島)へは延べ800回以上行った経験があります。
聟島は父島から北へ約70キロのところにあります。往復140キロ。800回で11万2000キロの距離は地球3周分に相当します。

マッコウ海域へはおそらく1000回以上行っています。
当初は30フィートの和船で、「お客様が乗っている本船より数時間先に着きマッコウクジラを探しておく」という役割でした。
誰もいない外洋でひとり、マッコウクジラが深海で出す音を水中マイクで探りました。
居場所を突き止め、本船が到着するときにはクジラが浮いてくるのを待つばかり…というようにお膳立てをしておくわけです。
この膨大な経験が活かされ、いまではシーズン中のマッコウクジラとの遭遇率は8割を越えるようになりました。
勘も大切ですが、何よりも経験に裏打ちされた実績だと思っております。

夏のベタ凪の海を滑るように行った日。強烈な風・波の中、やっとの思いで走りきった真冬の日。
一回として同じ状況はありませんでしたが、すべての経験がいまの私の財産になっています。

ツアーボートの考察

長年の経験で、これまで行ってきた多人数の大規模ツアーの良い点、改善すべき点を知り尽くしています。
開業して使う船に関しては検討に検討を重ね、中型のクルーザーでツアーを行うべき、との結論に達しました。
と言うのも、ツアー船にはいろいろなタイプがあります。

和船タイプ…機動力は抜群です。手を伸ばせば海面に触れそうな距離感です。しかし居住性・快適性では大型のクルーザーにはかないません。

大型クルーザー…大きいだけあって波に強く、多少の時化ではびくともしません。しかし多人数乗ったときの居住性は小型の和船に劣ります。

そこで居住性・快適性を確保しつつ、お客様一人ひとりに目が届き、コミュニケーションが取れる中型クルーザーでツアーを催行したいと思います。
小型船の機動性と大型クルーザーの快適性をあわせ持つ、まさに中間を行くベストラインではないでしょうか?

イルカ・クジラとのつきあい方

イルカ・クジラには、なるべくやさしく、丁寧に接するように心がけています。彼らはもともと広い海に棲み、自由に暮らしている生き物です。
しかし、人間の都合で船の上から覗き込まれたり、人が海に入って近づいてきたりと、少なからず迷惑をかけているんだと思います。相反して、海の生き物を間近に見て湧く深い感動、ガラス越しではなく同じ場所に身をおくことの意義は他に代えがたい経験だと思います。だからこそ、イルカ・クジラに対して無理なウォッチングはしない、丁寧に付き合うということが重要だと思います。

よく「人生観が変わる」と言います。少し大げさな表現かも知れません。しかし、小笠原の海での体験においては、けっして大げさではありません。なぜならば、私自身が小笠原の海によって「人生観を変えられた」その一人なのですから。

そのような体験を皆さんにもしていただきたい。
そのお手伝いができるなら、そんな嬉しいことはありません。

海は魔法をかけます・・・「オーシャン・マジック」

WEBページの写真について

WEBページ上の写真は、写真家の荒 良英様のご協力の下使用させていただいています。

荒 良英 氏
 
趣味の登山や旅を通じて出会った美しい自然をありのままに遺したい、伝えたい、との想いから独学でカメラを始める。
日本の四季折々の自然風景、動植物を撮影し続けている。
 
2012年7月、富士山登頂で日本百名山完登。
小笠原諸島の撮影は2000年から。
 
写真展
2010年3月 「まほろばについて(写真と陶と文字の展覧会)」
2011年1月 「Bonin Colors ~色世界 小笠原~」
2014年2月 「はるか ~春の写真展~」
2018年9月 「光り、彩なす ~一億秒の旅・小笠原」 (3人展)